
スポーツ指導:発達段階に応じた育成について考える
スポーツスキルを教える時に、トップアスリートがやっているトレーニング方法や練習方法を参考にすることは多いのではないでしょうか。
近年は、SNSやインターネットを通してトップレベルの選手やチームの練習を簡単に調べられるようになっています。
特に育成年代と呼ばれる小・中・高校年代の選手と関わるコーチの中には、プロがやるような複雑なフォーメーションを取り入れたり、プレーに対して厳しい要求をかけてプレッシャーを与えるなど、早くからトップレベルの選手がやることと同じような練習を取り入れているコーチも多いでしょう。
早い年代から競技性を追求すれば、その年代で勝つ可能性を高めることは出来ます。しかし、早い時期から専門性を追求し過ぎるとその後のスポーツの継続を考えた時にはマイナスに働く傾向が様々な研究で明らかになっています。
一方で、諸外国では競技レベルのピークをナショナルチームの年代に定めて段階的に育成する取り組みや、理論的に競技力や専門性を高めていく取り組みがされています。
もちろん、海外で行われている研究や取り組みが無条件に良いわけではありませんし、国や環境が異なる場合は海外の事例をそのまま導入するのは無理が生じて効果的に運用できません。
それでも、参考にできる要素は多く、日本のスポーツ環境でも十分活用できる知見はたくさんあります。
今回のブログを通して、育成年代のスポーツ環境や育成方法について一緒に考えていければと思います。
もくじ まずは、アスリートの育成を長期的な時間軸で捉え、各年代ごとに推奨する取り組みを形にした、Long Term Athlete Development (以下LTAD)についてご紹介します。 LTADの導入を報告しているのは、オーストラリアバスケットボール協会、アメリカスキー&スノーボード連盟、カナダバスケットボール協会などです。多くの競技団体がLTADを参考にしてアスリートの育成モデルやガイドラインを作成しています。 大元になっているLTADは次の6つの段階に分けて、子どもの運動スキルや認知スキルなどを段階的に発達させてトップアスリートの育成を目指しています。 表1:LTADの6つの段階と特徴・対応 ・Active Start(0-6歳) このステージは、基本的な体の動かし方やスポーツをする楽しさを習慣化させていくステージです。このステージでは、体の動かし方、脳の発達、体と心の健康といった、スポーツのスキルを発達させるための基礎となる土台を築き上げていきます。 体や認知能力の発達が不十分な状態でスポーツスキルの練習を始めのは、その後身につける専門的のための土台作りを飛ばしてしまうことになります。そのため、幼少期は特定のスポーツの専門的な動きよりも歩く、跳ねる、蹴る、投げる、など基本的な動きを幅広く行い、専門的なスキルを伸ばす土台作りの大切さを強調しています。 ・FUNdamental(男子6-9歳, 女子6-8歳) このステージでは、頭のFUN(楽しむ)と強調されている通り、前のステージに引き続き運動を楽しむことを重要視しています。加えて、前のステージよりも少し複雑で多様な動きを発達させていくことを目指します。 『Long Term Athlete Development』ではこのステージで身につけると好ましい動きについて調査した研究を紹介しており、その研究では特に走る、跳ぶ、ホップ、ギャロップ、サイドステップ、オーバーヘッドスロー、ボールキャッチ、ボールキック、といった動きが重要視されている傾向があることを報告しています。 このような動きを楽しくできるアクティビティを子どもができるように、最初はシンプルな動きからはじめて、繰り返し練習をして、意識しなくてもできるようになることを目指します。 ・Learning to Train(男子9-12歳, 女子8-11歳) この年代は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、プレーしているスポーツのスキルを発達させるのに一番効率の良い時期とされています。このタイミングを利用して、プレーしているスポーツにおける基本的なスポーツの技術練習をスタートさせていきます。 多くの小学生スポーツでは、1つのスポーツに特化し始めることが多いと思いますが、実は先々のスキル発達を考えると、複数のスポーツを楽しみながらあらゆるスポーツスキルを身につける方が好ましいとされています。 そのスポーツを特化させた時に自分自身の運動経験が多様だと、自分がプレーしているスキルを練習する際に参考になる運動を多く知っている事にもなり、コツを掴む早さや上達のスピードにも影響してくると考えられています。 ・Training to Train(男子12-18歳, 女子11-15歳) 中学生年代に当たるこのステージでは、特化するスポーツを2つくらいに絞り込んで、それぞれのスポーツスキルの専門性を高めていく事を強調しています。海外では一年を通してシーズンの異なる2つのスポーツをして、それぞれのスポーツの専門性を高めつつある程度身につけられるスキルに幅を持たせておきます。 例えば、NBA選手のレブロン・ジェームスは高校まではバスケとアメフトの両方をやっていました。他にも、元NBA選手のマイケル・ジョーダンは野球とバスケットボールの両方をプレーしていた経験があります。 日本のスポーツはシーズン制ではないので複数のスポーツをするのが諸外国ほど簡単ではありませんが、部活動とスクールを併用する、マルチスポーツが可能な総合型地域スポーツクラブを活用する、2つの部活動を掛け持ちするなど、工夫次第でマルチスポーツをすることは可能です。 ・Training to Compete(男子18-23歳, 女子15-21歳 ) 高校、大学生年代に当たるこのステージで、スポーツを1つに絞り込んでよりスポーツの専門性を高めていきます。フィジカル、スキルに加えて、試合のプレッシャーに対処するためのメンタル面についても本格的に取り組んでいきます。 競技のためのメンタル面の取り組みとしては、目標を立てて計画的にスポーツのスキルを上達させる、ミスした時に素早く前向きなメンタルの状態にする「レジリエンス」と呼ばれる能力をトレーニングする、などが挙げられます。 このステージでは、自分のスポーツにコミットしていきます。スキルを発達させていくことと同じくらい大事になってくるのは、身体的・心理的リカバリー、そして長期的な目標設定をしてスキルを上達させていく取り組みをしていきます。 ・Training to Win(男子18歳以上, 女子19歳以上) このステージは年齢的な考慮に加えて、競技レベルが国の代表レベルといった高いパフォーマンスレベルに含まれた時に対象となります。チームスポーツのように特定のポジションや役割があるスポーツでは、特定のポジションに特化したスキルを身につけるなど、競技で勝つために必要なスキルを磨いていくステージです。 ・Active for life(競技者引退後、レクリエーションとしてのスポーツ) このステージは、スポーツを生涯スポーツやレクリエーションスポーツとして楽しむようになった時期をさします。 ここでは、生涯スポーツとして楽しむパターンと、自分がプレーしていたスポーツを発展させるためにリーダーシップをとってスポーツに参加する人を増やす役割を担う2つのパターンが挙げられます。 前者は草野球や地域のオープン大会などに参加してスポーツを楽しむことが当てはまり、後者はコーチやスポーツクラブの運営などを通してスポーツをする機会を増やすことが当てはまります。 特徴的なのは、始めから生涯スポーツやレクリエーションとしてスポーツを楽しむ人もいれば、競技スポーツとしてトップレベルでやっていた人が引退して生涯スポーツとしてプレーしたりコーチとしてチームの指導を始めるなど、多様なパターンがあることです。 トップレベルでプレーしていた人も、長くレクリエーションスポーツとして楽しんでいた人も、それぞれの形でスポーツを発展させていく役割があることを示しているのがこのステージの特徴でもあります。 LTADを取り入れている団体の中でも、特に詳細なガイドラインを作成しているオーストラリアバスケットボール協会の取り組みを一部ご紹介します。 オーストラリアバスケットボール協会のエリート選手育成モデルは、フィジカル、スキル、メンタル、卓越さ(人間性、価値観、スポーツマンシップといった哲学的な要素)といった側面をFoundation(基礎期)、pre-elite(エリート準備期)、elite(エリート期)と大きく3つに分けた上で、基礎期を3つ、エリート準備期を4つ、エリート期を3つと、さらに細かく分けてそれぞれの段階で必要な取り組みを紹介しています。 この3つの時期はバスケットボール選手としての成熟度によって区分けられ、基礎期はバスケットボールを競技としてコミットする前の時期、エリート準備期はバスケットボールを競技として取り組んで試合で競うようになる時期、エリート期はさらにバスケットボールの競技性を特化してナショナルチームや選抜チームでバスケットボールをする時期です。 メンタルの場合、基礎期(原則として、トップレベルに含まれないレベルの全ての選手)の序盤はスポーツを楽しむことを大切にして、選手が徐々にバスケットボールを競技として取り組む段階に差し掛かってはじめて目標設定といった、自己コントロールに関わるトレーニングをはじめていきます。 本格的にエリートレベルを目指しはじめるエリート準備期に入ると、メンタルタフネスやストレスに対処する方法について学び、トップレベルでプレーする際にかかるプレッシャーに対する準備を始めます。その後、集中力やイメージについても学び実力を発揮するためのトレーニングも進めていきます。 ナショナルチームでプレーするようになるようなエリート期のアスリートは、高いパフォーマンスを安定して発揮できる能力と、レジリエンス(困難な状況から素早く回復する能力)を含む、あらゆるプレッシャーに対処できる能力を身につけていきます。 このように、選手のバスケットボール選手としての発達レベルに応じて必要なスキルを段階的に習得していく様子をモデルとして示すことで、それぞれに適した方法を意図的にトレーニングしていくことが可能となります。 日本では、日本バスケットボール協会(JBA)がLTADを参考にして選手の育成モデルを作成して資料として掲載しています。 http://www.japanbasketball.jp/training/documents LTADの特徴が色こく反映されているのが、上記ホームページに紹介されているLTADの資料の『Chapter7:バスケットボールは「早く始めて遅く特化させるべきスポーツ」である』です。 こちらではNBAで報告されている早期に特化させてしまう弊害を根拠に、幼少期に多様な動きを経験する大切さを強調しています。加えて、PHA標準化成長速度曲線と呼ばれる成長過程の予測に基づいて、各年代に適した身体面の成長の特徴を紹介しています。 そして、このような長期的な育成を可能にするために、コーチに向けては育成マインドを持つことを推奨しています。これは勝利と育成に対する意識をバランス良く持つことを意味しており、選手を中心とした「アスリートセンタード」の考え方を持つことを目指します。 LTADの最初のステージで強調されている一つが、そのアクティビティを楽しんでいたことでした。 アンダース・エリクソン博士が提唱した、エキスパートと呼ばれる人がどのような練習をして高い専門技術を身につけたかの研究をまとめた『PEAK』の中で紹介されている例としては、チェスのグランドマスターになったチェスプレーヤーは、幼少期はチェスのルール抜きに単純にチェスの駒を動かすことを楽しんでいました。 エリクソン博士が提唱したエリートの練習方法についてより詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。 LTADのスポーツを始めたステージでも、スポーツを始めた頃や幼少期では、スポーツを楽しむことを重視しています。 LTADモデルをベースに作られているアメリカスキー&スノーボード連盟が提唱している育成モデルでも、就学前の年齢時はスキーやスノーボードを楽しむことが子どもたちのメンタル面を育む上では重要であることを示しています。 更に、スポーツを始めた頃に楽しむ気持ちを大切にすることは、内発的動機理論と照らし合わせてみても理に適っていると言えます。 内発的動機づけ理論では、取り組んでいるスポーツやアクティビティに対する好きという気持ちや興味を持つことが内発的な動機を引き起こすとされていることに加えて、内発的動機によってスポーツやアクティビティに取り組むことで長期間継続しやすくなるとされています。 まずは、そのアクティビティを長く続けていけるための基礎となる「アクティビティが好き・興味がある」という気持ちを大切にすることが、その後の専門性を高める時期でもモチベーション高く取り組めるようになるのです。 日本では、早くからプレーするスポーツ種目を特化させたり、プレーしているスポーツの中での専門性を高める練習が行われる傾向がありますが、長期的な成長を望むのであればその年代に適した取り組みを今一度考えてみると様々な気づきが得られると思います。 内発的動機づけについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 一見万能に見える今回ご紹介した育成モデルですが、使う上で注意すべき点もあります。 1つ目は、個人差を考慮した上での判断材料として使うことの大切さです。 今回ご紹介した成長モデルは、あくまで「多くの人に当てはまりそうな目安」であり、成長速度の違いによっては、目安となっている年代よりも上の取り組みが適している子どももいれば、一つ前の段階の取り組みが望ましい発達スピードの子どももいます。 運動能力や体の成熟度によって、取り組むべき内容は多少前後することはあるので、一人ひとりの特徴を把握するしてコーチや保護者が判断する必要があります。 このモデルを効果的に使うには、「自分が見ている子どもは、標準的な成長度や成熟度と比べてどの程度の違いがあるだろうか?」といった目で見て、モデルと照らし合わせながらその子に適した取り組みを判断する目安として使うのがいいでしょう。 成長度合いの早熟や晩成に良し悪しはありません。あくまでその子に適した取り組みを見定める目を持つことの方が重要です。 この子どもの成長度合いや個別性の見極めや、具体的な取り組みの決定の難しさが2つ目に挙げられる注意点です。 これは、よく言えばコーチの裁量で決められる柔軟性があると言えますが、悪く言えばこのコーチの選んだ取り組みによっては、適切な成長が起きない可能性も含んでいます。また、経験の浅いコーチにとっては、練習方法や体や心のトレーニング方法などの情報を十分に持っていないことも考えられます。 言い換えると、このモデルの効果的な活用にはコーチの力量、知識、経験などが求められます。 具体的な取り組みによっては過去の研究で効果が検証された方法を活用することで、一定の効果が見込めます。他にも、経験のあるコーチからアドバイスをもらいながら取り組みを決めるのも方法の1つです。 今回は、発達段階に応じた育成モデルをご紹介して、それぞれの特徴や考慮すべき点について触れてきました。 数あるポイントの中でも、特に年代に適した取り組みと、幼少期におけるスポーツの楽しさの重要性について焦点を当ててきました。 早期特化の傾向が見られるユーススポーツですが、子どもの長期的なスポーツ参加やその後のアスリートとしての成長を考えると、年代に適した取り組みを選ぶことが長期的なスポーツ参加と成長には効果的だと考えられます。 科学的な知見から体系化された育成モデルでも、課題や至らない点はどうしても存在します。だからと言って育成モデルを使わないと判断するのではなく、課題がある上でどう有用すればいいかを考えていくと、今回ご紹介したモデルを有効に活用できると思います。 参考文献 アンダース・エリクソン, (2016), 超一流になるのは才能か努力か, 文藝春秋 Balyi, I., Way, R., & Higgs, C. (2013). Long-term athlete development. Human Kinetics. Zimmerman, B. J. (2008). Goal Setting: A Key Proactive Source of. Motivation and self¬ regulated learning: Theory, research, and applications, 267. JBA「Long Term Athlete Development: Chapter 8 育成マインド」:http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/Vol8_B4L_20200924.pdf JBA「Long Term Athlete Development: Chapter 7 バスケットボールは「早く始めて遅く特化させるべきスポーツ」である」: http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/Vol7_B4L_20200702.pdf Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2020). Intrinsic and extrinsic motivation from a self-determination theory perspective: Definitions, theory, practices, and future directions. Contemporary Educational Psychology, 61, 101860. 早川 琢也 2007年東海大学理学部情報数理学科卒、2009年東海大学体育学研究科体育学専攻修了。東海大学大学院では実力発揮と競技力向上の為の応用スポーツ心理学を学ぶ。 2014年8月よりテネシー大学運動学専攻スポーツ心理学・運動学習プログラムに在籍。スポーツ心理学に加え、運動学習、質的研究法、カウンセリング心理学、怪我に対するスポーツ心理学など幅広い分野について学ぶ傍ら、同プログラムに所属する教員・学生達のメンタルトレーニングを選手・指導者へ指導する様子を見学し議論に参加する。 2016年8月より同大学教育心理学・カウンセリング学科の学習環境・教育学習プログラムにて博士課程を開始。スポーツスキルを効率良く上達させる練習方法、選手の自主性を育む練習・指導環境のデザインについて研究。2020年11月に博士号(Ph.D.)を取得。現在は、慶應義塾大学兼任研究員として選手の主体性を育める練習環境をテーマに研究を進める一方、NPO法人Compassionのメンバーとしてスポーツ心理学、運動学習、教育心理学などの学術的な理論や研究内容を応用して、子どもが未来に対して希望を持てる心のサポート活動も積極的に行なっている。
1: 長期的なアスリートの発達モデル(Long Term Athlete Development)
2: オーストラリアバスケットボール協会の実践例
3: 日本でのLTADの実践例
4: これらのモデルから分かること:エキスパートへの第一歩は楽しむこと
5: LTADや限界的練習成長モデルを参考にする上での注意点
6: まとめ
1. 長期的なアスリートの発達モデル
発達段階名称 年齢 段階(ステージ)の特徴・対応 Active
Start0-6歳 ・基本的な体の動かし方やスポーツをする楽しさを習慣化させていく
・基本的な動きを幅広く行う:歩く、跳ねる、蹴る、投げる、等FUNdamental 男子6-9歳,
女子6-8歳・運動を楽しむことを重要視しつつ、より多様な動きを発達させていく
・より高度な動きを練習する:走る、跳ぶ、サイドステップ、オーバーヘッドスロー、ボールキャッチ、ボールキック、等Learning to Train 男子9-12歳,
女子8-11歳・プレーしているスポーツのスキルを発達させるのに一番効率が良い時期
・プレーしているスポーツにおける基本的スキルの練習をスタートTraining to Train 男子12-18歳, 女子11-15歳 ・特化するスポーツを2つくらいに絞り込み、それぞれのスポーツスキルの専門性を高めていく
・一年を通してシーズンの異なる2つのスポーツをして、それぞれのスポーツの専門性を高めつつある程度身につけられるスキルに幅を持たせるTrainin
to Compete男子18-23歳, 女子15-21歳 ・1つのスポーツに絞り込んでより専門性を高める
・フィジカル、スキルに加えて、試合のプレッシャーに対処するためのメンタル面についても本格的に取り組む。身体的・心理的リカバリー、そして長期的な目標設定をしてスキルを上達させていくTraining to Win 男子18歳以上, 女子19歳以上 ・競技レベルが国の代表レベルといった高いパフォーマンスレベルに含まれた時に対象となる・スポーツによりポジションに特化したスキルを身につけるなど、競技で勝つために必要なスキルを磨いていく 2. オーストラリアバスケットボール協会の実践例
3. 日本でのLTADの実践例
4. これらのモデルから分かること:エキスパートへの第一歩は楽しむこと
5. LTADモデルを参考にする上での注意点
6. まとめ