《募集終了》【東京】2023年度ファシリテーションスキル研修

2019年度の「未来の教室」で活育教育財団が教職員向け提供した「ファシリテーションスキル研修」が4年ぶりにリニューアルして実施することが決定いたしました!

目的

多様化、ITの進化、グローバル化が進み、社会の急速な変化による新たなニーズや課題は今後も益々増えることが予想されます。
今後のニーズや課題に応えられる人材が必要であり、彼らを育成するための新たな教育が今、求められています。
この研修を通して、 PBL型の授業のファシリテーションのノウハウや、生徒が主体的に考えて積極的に行動できるようになる理論やスキルを身に付けていきます。
研修を終えた後、参加者の皆様が学校の授業やワークショップの形を進化させ、グローバルな環境下で複雑な課題解決ができる変革型人材の輩出ができるようになることを目指します。

概要

ファシリテーションスキルを身に付けるための合計4日間(月1-2回、隔月毎の開催)の研修です。ブラウン大学・MIT・スタンフォード大学等の世界トップと共にプログラム作成やトレーニングを受け、世界45都市・1万人以上に自らワークショップを実施してきた講師が直接教えます。世界のどこでも活躍できるスキル・マインドセット・知識を身に付けたい方のための研修です。
具体的には自律性・協働性・多様性理解などのグローバルスキルをテーマとしたPBL型のワークショップをデザインする方法と、実施するノウハウを身に付けていきます。

~研修を通して得られるもの~

  • ファシリテーションにおいて重要な理論の学び
    (例)グロースマインドセット、心理的安全性、モチベーション向上、ストーリーテリング、SEL教育、エンゲージメント、学習理論、即興など
  • 上記の学びを応用した、ゼロからPBL型のワークショップをデザインして実施するための手法
  • 生徒に自律性、柔軟な思考力、チームワークスキル、高い感情知能、コミュニケーション能力、リーダーシップ、課題設定/解決能力、レジリエンス、グロースマインドセットや自信を身に付けさせるためのファシリテーションのノウハウ(またファシリテーター自身がそれらを身に付けるためのトレーニング)
ファシリテーションスキル研修 研修風景1
ファシリテーションスキル研修 研修風景2

講師紹介

町田来稀

町田 来稀

米ブラウン大学生物学部人間生物学科卒。卒業後、C型肝炎のワクチン開発研究に取り組む。2013年、日本初となる全寮制インターナショナルスクール(ISAK)の立ち上げメンバーとして活躍。MITのピーター・センゲや米国のマインドフル・スクールのトレーニングを受け、スタンフォード大学発祥のSEL/パーパス学習を中心としたProject Wayfinderプログラムのトレーナーでもある。世界45都市、10,000人以上にワークショップを行う経験を持つ。

研修内容

※今後内容を変更する可能性がございます

第1回目標設定、課題認識、心理的安全性
第2回ワークショップの基礎、場づくり、SEL
第3回ワークショップのデザインと実践
第4回チーム作り、学校組織としての応用方法

実施詳細

対象教育関係者、ワークショップ実施者
参加者数30名
※最少催行人数に満たない場合、中止にさせていただくことがございます。
場所東京都内
※合格者にのみ詳細をご連絡いたします。
参加費19,800円(税込)
※全4回分の金額です。
日時1回目:2023年8月9日(水)13:00~17:30
2回目:2023年8月10日(木)13:00~17:30
3回目:2023年10月15日(日)13:00~17:30
4回目:2023年12月17日(日)13:00~17:30
応募URL《募集終了》
応募期限2023年6月21日(水)18時まで
選考過程※選考内容は応募状況等で今後変更する可能性があります。①応募フォームの記入&履歴書・職務経歴書の送付
※応募フォームへの記入と合わせて履歴書・職務経歴書は別途「info@katsuiku.org」にお送りください。

➁書類審査
応募フォームにご記入いただいた内容及び履歴書・職務経歴書を元に書類審査を実施いたします。

➂録画面接
➁の書類審査を通過した方にのみ録画面接の詳細をメールでご連絡いたします。
※追加でオンライン面談をする等の可能性があります。予めご了承ください。

④合否発表(7月中旬~下旬頃)

2019年度参加者の声

2019年度の満足度(「非常に満足」及び「満足」と回答した割合)100%

「「ファシリテーションのスキルの研修」というよりも、人間としての在り方(Being)を磨くことができる研修である。」

「ファシリテーターという役割を通して、学校教育に必須の知識をアップデートできると同時に最新の知見も知り得る機会になる。また全国から集まってきた幅広い世代の教育ステークホルダーと意見を交換できる全方向の学びの場。」

「ファシリテーターとは、ファシリテーターとしてどうあるべきかなど、基本的なところからじっくり議論しながら進んでいくことが、単純に面白く、楽しかったです。自分自身の変化としては、自分に対して、これでいいんだ、という認める気持ちを持てたことや、立場が全く異なる人と繋がったり、会話ができるようになったりできるようになりました。」

「教師という仕事を少し違った視点で考え直すことができる時間になります。研究に基づいた理論を学べることもそうですが、自分が目指している授業を自分が体験することができます。その中で自分自身の傾向やくせに自分で気づき、自己理解を深めていくこともできます。そして、なによりも同じような悩みを抱えた仲間と出会い、一緒に学んでいくことができます。」

「自己開示、環境、空間、マインド、ひとつひとつにファシリテーションがあって、それらの理論と実践を体感しながら学べる研修会です。また、これまで受けてきた受け身の研修会ではなく、自分自身も1人のファシリテーターとして研修会をつくっていく経験もできました。他の参加者から学ぶことも多く、学びがどんどん繋がって連鎖していく、わくわくする時間を過ごすことができました。」

「何よりも先生にとって成長の機会となる。「今のままでいいのか」「何かを変えたいけれど何から始めれば…」のヒントを与えてくれる。生徒にとっても自身にとっても人生における変化のきっかけにできると思います。」

「私自身、自己理解が進み、自分とはどういう人物かを考えることができ、さらにそれを考えることによって他者を理解することができることも理解できた。」

「「教師として」という枠を超え、人として大切なことに自ら気づき「学ぶことは大変だけどとても楽しい」という喜びを体感できる研修。」

「受け身に「教わりに行こう」ではなく、ジブンゴトにして「一緒に作っていこう」の気持ちで毎回の研修が進んでいきます。たくさんの仲間たちとアイディアをひたすらだしあって問題を深掘りしていく。研修を終えたときの自分は研修に参加する前の自分では想像もできないくらい、教育に対しての見方や考え方、そして実践の仕方が変わりました。職場に戻っても意識がわかり、常に生徒がどういう状態なのか。何を求めているのか。ということをより明確にじっくり考えるようになりました。」